どうも、週末レーサーのドラプレ君(@PleasureDriving)です!
「モータースポーツで培われた4点式シートベルトが公道では使えない。」
今回は、そんな情報を耳にした読者向けの記事になります。
本記事では、
- 4点式シートベルトはなぜ違反になるのか?
- 4点式シートベルトを公道で合法に使う方法
の2点に絞って解説していきます。
それでは、「4点式シートベルトは公道で走行可能なのか?【違反にならない方法】」について書いていきます。
4点式シートベルトで公道を走ると違反です

結論:4点式シートベルトのみで公道を走ると違反になります。
なぜなら、4点式シートベルトは運転席に体が完全に固定されるため、体を前後に動かして安全確認を行うことが困難だから。
法律でシートベルトは、「重要保安部品」に該当しており、道路運送車両の保安基準 第22条の3で定められています。
法令を書くと長くなるので、4点式シートベルトが違反になる根拠を一部だけ抜粋すると、
- 緊急時にベルトが瞬時に脱着できること
- 安全確認や、車のインパネなど操作ができるように体を容易に動かしうる構造であること。
の2点が挙げられます。
そのため、4点式シートベルトのみを装着して走行することは違反となります。
4点式シートベルトは公道の走行に向かない
正直4点式シートベルトは、公道走行には不向きです。
4点式シートベルトのメリットとして、
- 前後左右のGがかかっても、ドライバーの運転姿勢を維持できる。
- クラッシュ時に、ドライバーが車外に放出するのを防ぐ。
が挙げられます。
しかし、その一方で、体が完全に固定されていることで下記のデメリットも存在します。
- 左右の確認がしづらい
- 後方確認がしづらいため、バック駐車が難しくなる
- インパネ操作ができない
その点、3点式シートベルトは公道走行では優秀で、普段はベルトのゆるみを持たせてくれ、緊急時には、乗員の体が飛ばされないようにロックするため、運転の「快適性と安全性」を担保してくれます。
これは、ELR(:緊急ロック式巻き取り装置)が3点式シートベルトに組み込まれているからですね。
3点式+4点式シートベルトで違反は回避できる?

4点式シートベルトは、「3点式シートベルトを同時に装着すること」で合法的に使用することが可能です。
少し矛盾するように感じるかもしれませんが、実際に公道では3点式シートベルトの非装着が取り締まりの対象となります。
モータースポーツの世界でも、公道で行われるラリー競技は、競技が行われる各セクションは公道を貸し切って(クローズド化)競技が行われるため、法律の適用外となり「4点式(又は6点式)」のみ使用しています。
とはいえ、セクション間を移動する場合には、クローズド化していない公道を使用するので、移動する時には3点式シートベルトと、4点式シートベルトを使用していることでも知られています。
なので、4点式シートベルトを公道で使いたい場合には、3点式シートベルトと併用して使いましょう。
4点式シートベルトの公道での使用-まとめ
本記事では、「4点式シートベルトは公道で走行可能なのか?【違反にならない方法】」について書きました。
サーキットなどスポーツ走行をする多くの人は、4点式シートベルト使用していると思います。
とはいえ、基本的に身体のホールド性はベルトではなくシートにゆだねるべきもので、ベルトに頼っている人はドライビングポジションに問題がある場合や、そもそも力みすぎである傾向が強いです。
公道でも4点式を使用したい!と思う方は、そのあたりも踏まえると、なにか参考になるかもしれません。
