クルマの手入れ&お悩み解決

【車のボディ】花粉のシミの落とし方3選【もう取れないと言わせない】

「いくら洗車しても花粉のシミがこびりついて取れなくなってしまった。。
花粉のシミを除去する方法は何かないだろうか?

こういった疑問に今回はお答えしていきます。

花粉のシミを事前に防止する方法は前回の記事「【車を花粉から守る】花粉時期の洗車に対する3つの心得とは?」で紹介してますのであわせてを見てみてくださいね!

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花粉のシミの落とし方3選

そもそも花粉がボディにシミを作ってしまう原因は、花粉が雨に濡れることでペクチン(タンパク質)というネバネバした物質が染み出し、塗装に吸着するためです。

この塗装に吸着したペクチン、乾燥するときに収縮するのですが、このときに塗装を一緒に巻き込み、塗装面を傷めてしまいます。

さらに長いこと放置してしまうと「洗車をしてもシミになって落ちない」といった原因になるのです。

ではこのシミはどうやって落とすのか具体的にみていきましょう。

1. お湯をかける

花粉のシミの原因になるペクチンは、熱に弱いという特徴があるため、シミ除去にはお湯をかけるのが最も手軽に出来る手段となります。

具体的な方法は以下になります。

  1. タオルを用意し、シミを取りたい箇所にタオルをおく
  2. そこにお湯をかける(50℃~70℃)
  3. お湯が浸透したら濡れたままの状態でシミをふき取る

やけどをしないように厚手のゴム手袋などをつけておくと安心です。

軽度のシミであれば50°くらいのお湯で取れます。それでも取れない場合は70°くらいのお湯を使用してみましょう。

ただし、すでに塗装を侵食している場合は取りきれないことも。

その場合には以下の方法を試していきましょう。

2. 夏の炎天下まで様子をみる

夏の炎天下

様子を見るという消極的な方法ですが実は理にかなっているのがこの方法。

ペクチンは熱に弱いため、長時間の炎天下にさらされると分解し、跡形もなく消え去っていることがあります。

そのため、洗車しても取れないシミが出来てしまったら、1つ目に紹介したお湯をかける方法を試し、それでも取れなかったら夏の炎天下にさらして様子をみるといった手法が一番効率的かもしれません。

3. 塗装を研磨&コーティング

塗装を研磨することで汚れを落とし、塗装面を整えることで除去できる場合もあります。

研磨後はガラスコーティングなどを施工することにより新車同様の輝きを取り戻すことも。

しかし、DIYで簡単に行うにはハードルが高く、花粉のシミの浸食度合によっては除去できない場合もあるので、プロのお店に相談するのが一般的でしょう。

その場合、金額も5万円~はしますし、研磨加工には時間がかかりますのでよく検討するのがいいでしょう。

自分でやってみたい、挑戦したいチャレンジングな方は、自己責任のDIYで施行するとプロショップの半額以下で施行することも出来ます。

まとめ

花粉のシミを除去する方法をまとめると

  • クロスにお湯をかけてふき取る。
  • 夏の炎天下を利用しペクチンを分解させる。
  • プロショップに研磨とコーティングを頼む

となりなります。

花粉のシミを除去するにはかなりの労力がかかり、場合によってはお金もかかってしまいます。

こまめな洗車やワックスがけなどの事前対策を行い、花粉を寄せ付けないようにするのが一番の対策だと思います。

花粉のシミを事前に防止する方法は前回の記事「【車を花粉から守る】花粉時期の洗車に対する3つの心得とは?」で紹介してますのであわせてを見てみてくださいね!

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