どうも、北海道出身のドラプレ君(@PleasureDriving)です。
先日「【チェーン規制】大雪時のタイヤチェーン義務化の疑問点を詳しく解説!」でも取り上げましたが、大雪時のチェーン義務化などのが話題になっています。
そんな中、タイヤチェーンは正しく装着しないと意味がありません。
タイヤチェーンはどこにつければいいか悩む方も多いですが、結論を言うとタイヤチェーンは「駆動輪に装着」するのが正解です。
とはいえ、いざ取り付けするときに「車の駆動輪がわからない」と途方に暮れてしまう可能性があります。
そこで本記事では、
- 車の駆動輪を外観から見分ける方法
- 車両型式から駆動輪を調べる手順の解説
- よくある質問:タイヤチェーンを4輪につけるメリットはあるのか?
の上記3つを解説をしていきます。
マイカーだけでなく、レンタカーで借りた場合などにも役に立つと思うので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは「タイヤチェーンはどこにつける?!【駆動輪以外の装着もメリットあり】」について解説していきます。
タイヤチェーンはどこにつける?【駆動輪を解説】
タイヤチェーンを購入するとチェーンが2本しか入っていないので、クルマのタイヤ4本に対し、どこに装着すればいいか迷う方も多いようです。
冒頭でも少し触れましたが、タイヤチェーンは必ずクルマの駆動輪に装着する必要があります。
クルマの各駆動方式による装着位置は次の通りです。
FF車(前輪駆動) | 前輪に装着 |
---|---|
FR車(後輪駆動) | 後輪に装着 |
4WD(4輪駆動) | 出来れば前輪に装着※ |
※4WDの場合は取扱説明書に装着位置を指定されている場合がある。
指定なき場合は操舵輪を兼ねた前輪に取付推奨。
もしFF車なのにリアタイヤにチェーンをつけてしまったらタイヤチェーンが全く機能せず危険なうえ、立ち往生してしまう可能性は高まります。
タイヤチェーンを駆動輪以外につけると危険な理由
JAF USER TESTでは、タイヤチェーンを駆動輪と駆動輪以外に装着してしまった場合にどうなるのか検証しています。
動画のテスト結果をまとめると以下になります。
テスト①:坂道(勾配12%)を登り切れるか?
- 駆動輪装着 → 〇
- 駆動輪以外に装着 → ×
テスト②:旋回性能テスト(パイロンに沿って曲がれるか?)
- 駆動輪装着 → 〇
- 駆動輪以外に装着 → ×
テスト③:ブレーキテスト(平たん路)
※40km/hから急ブレーキをかけて、制動距離を測ってます。
- 駆動輪装着 → 28m
- 駆動輪以外に装着 → 35.3m
制動距離が7mも伸びている。
駆動輪以外に装着してしまっただけで、せっかくのタイヤチェーンがほぼ意味をなさないことがわかります。
ただ駆動輪がわからない場合もあると思うので、次は駆動輪の見分け方について解説していきます。
タイヤチェーンをつける駆動輪の見分け方
駆動輪の見分け方には2つ方法があります。
- 構造から理解する:外観から駆動方式を確かめる方法
- ネットで検索:車両型式から調べる方法
それでは順に解説していきます。
①クルマの構造から理解する:外観から駆動方式を確かめる方法
FF車(前輪駆動)かFR車(後輪駆動)かは、「車体の下回りリア側」をのぞき込むことで以下が確認できます。
☑FF車の場合
リアタイヤが駆動しないのでリアにディファレンシャルギアやドライブシャフトが搭載されていないためタイヤの駆動部分がスッキリした構造になっています。
☑FR車の場合
リアタイヤで駆動するためリアのセンターにディファレンシャルギア(デフケース)が必ず搭載されており、これが無ければ間違いなくFF車と断定できるでしょう。
ただし4WDは前後にデフケースがあるのでリアにデフケースがある場合には4WDの可能性も捨てきれません。
とはいえ、最近の一般的なクルマはほとんどがFF車か4WD車。
基本的に現行モデルのFR車は86/BRZ、ロードスターのようなスポーツカーに限定されます。
その為、ほとんどのクルマがフロントタイヤにチェーンを装着することになります。
ですが構造を見てもわからない場合や、迷った場合には次に紹介する車両型式で駆動方式を把握すると確実です。
車両型式から駆動方式を確認する方法
確認する手順は以下になります。
手順①:車検証に記載されている車両型式を確認
手順②:google・yahooなどの検索エンジンで型式を検索
例:ホンダのN-BOXの場合で解説していきます。
手順①に従い車検証の型式を確認すると車両型式が「DBA-JF3」でした。
これをメモしつつ、手順②に移ります。
手順②:検索エンジンで「DBA-JF3」を検索します。

そうすると上の方に「型式:FBA-JF3|N BOXカスタム(ホンダ)の総合情報|Goo-net」が出てきます。
そちらを開いてもらえば、お車のグレードごとに、表で「グレード・型式・排気量・ドア数・シフト・駆動方式・価格」などが掲載されており、駆動方式を参照することができると思います。
ちなみに「ホンダN-BOX」の場合はFF車と4WDの設定がありますが「DBA-JF1」と「DBA-JF3」がFF車、「DBA-JF2」と「DBA-JF4」が4WD車です。
車種が同じでも駆動方式が違えば車両型式は異なるので検索して調べることで駆動輪を把握することが可能です。
タイヤチェーンを4輪につけるメリットはある?
ノーマルタイヤに装着する場合にはメリットがあります。
たとえば、FF車を例に説明すると、FF車は前輪が操舵と駆動を兼ねていますのでフロントタイヤにチェーンをつければ概ね走破力は上がります。
しかし、リアタイヤがノーマルであれば旋回時にはリアのグリップ力は低いため、リアが流れ出すといった走行が不安定な状況になります。
また、ブレーキは4輪で行っていますのでリアタイヤの制動力が低くなっているのも事実です。
そのため、4輪に装着すると走行安定性と制動力が向上するため「メリットはある」といえます。
タイヤチェーンは基本的に駆動輪以外は不要
とはいえ、基本的にタイヤチェーンを駆動輪以外につける必要はないです。
タイヤチェーンを装着するとスピードはあまり出せず、スリップの危険性が低いことからも不要です。
チェーン装着はあくまで緊急時の使用が想定されています。
なので、
日常的な使用は、スタッドレスタイヤにまかせて、タイヤチェーンは緊急時に使用する。
といった使い方がいいでしょう。
とはいえ、タイヤチェーンの4輪装着は、メリットもそれなりにあるのでご自身の利用状況にあわせて、検討するといいかもしれません。
余談ですが、もし装着するのであれば、走行性に不快がない「布製のタイヤチェーン」をおすすめします。

まとめ:タイヤチェーンと駆動輪
今回は「タイヤチェーンはどこにつける?!【駆動輪以外の装着もメリットあり】」について解説しました。
タイヤチェーンを駆動輪以外に装着すると大変危険ですので間違えないように気をつけたいですね。
タイヤチェーンの種類や特徴などについては「 [性能比較]スタッドレス・チェーン・スノーソックスどれがいいの?」でも紹介してますのであわせてご覧くださいね。
本記事が参考になればうれしいです。
それでは、ドラプレ君(@PleasureDriving)がお送りしました。
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