なぜ、車のオートマ(AT車)にはオーバードライブ(O/B)スイッチがついているのでしょうか?
今回は、オーバードライブ機能とはなんなのか?
そして知っておくと便利な機能と使い方を紹介していきます。
それでは、「オーバードライブ(O/B)の便利な使い方【AT車の快適機能とは】」について書いていきます。
オーバードライブの使い方とは
オーバードライブスイッチの使い方はとてもシンプルで、シフトレンジについているボタンを押すだけで使うことができます。
使用すると、メーターに「O/B off」といったマークが表示されるのですぐにわかると思います。
とはいえ、そもそもオーバードライブスイッチが何のためにあるのかわからない方もいると思いますので、解説していきます。
オーバードライブ”off”機能とは
オーバードライブ”off”機能とは、車のトランスミッションの最高速のギア比を使わずに低速ギアを使用する機能です。
この機能を使うことで、低速ギアのみを使用して走行することになるので、エンジンのパワーが高出力になる高回転を使えることで、力強い走りが可能になったり、
強いエンジンブレーキを使用した走りが可能になります。
そういった走りが、ボタン1つで行えるようにする機能が、「O/Bスイッチ」になるのです。
オーバードライブ機能のあるクルマは、AT車の約7割
一昔前はAT車であれば基本的についてる車が多かったですが、近年ではパドルシフト付きの車だけでなく、そもそもついてない車も増えてきました。
これは無段変速機構であるCVTの普及によるものが大きいとされていますが、CVT車でも「O/Bスイッチ」がある車はあります。
そういった車は、最高速部分のギアを使わないように、擬似的にオーバードライブ機能を持たせています。
オーバードライブ機能が活躍する場面3選
オーバードライブ(O/B)機能を利用したいシチュエーションを以下の3つになります。
- 1.『急な下り坂』で減速したいとき
- 2.『すばやく追い越し』したいとき
- 3.『登り坂』を走行するとき
場面①:『急な下り坂』で減速したいとき
急な下り坂など、ブレーキを頻繁に踏まないと減速できない道を走行するときはO/B機能を使用しましょう。
エンジンブレーキが強めにかかり減速するためブレーキを頻繁に踏む必要がなくなり、運転が楽になるだけでなく、ブレーキへの負担も減らせます。
ブレーキを多用しすぎると、フェード現象やベーパーロック現象を引き起こす原因にもなりますので、積極的に使いたいですね。
場面②:すばやく『追い越し』したいとき
先ほどもお伝えしましたが、低速ギアのみで走行しようとする、O/B機能を使用すれば、するどい加速が可能になるため、すばやく追い越しするときに有効です。
そのため、追い越しだけでなく、高速道路の合流時など、加速を要する場面では有効な機能です。
とはいえ、ガツンとアクセルを踏むと同乗者がいる場合には不快な操作ですし、周囲のドライバーを驚かせてしまう運転になってしまいますので、思いやりを持った操作が大切です。

場面③:『登り坂』を走行するとき

O/B機能は登り坂でも有効です。
通常のモードで走行すると、アクセルの踏み込む量が多くなりがちで、運転操作がかったるい印象があると思います。
そんなときにO/B機能を使えば、車がアクセルに合わせてキビキビと動くようになり、ドライブが楽しくなります。
オーバードライブの使い方-まとめ
本記事は、「オーバードライブ(O/B)の便利な使い方【AT車の快適機能とは】」について書きました。
オーバードライブスイッチを使うと、車の印象が結構変わるので、使っている人の中には「運転が楽しくなる」といった意見も見られます。
今までO/B機能を使ったことがない人は、使うと便利なシチュエーションでなくても、一度利用してみるとおもしろいかもしれません。
O/B機能を使うと、エンジンブレーキが強めにかかるので車が壊れることを気にされる方もいるようですが、使い過ぎても壊れることはないのでぜひ利用してみて下さいね。
