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煽り運転をされたときの対処方法【予備知識】

煽り運転されると「なんだこの車は?!」という気持ちが高まりイライラしてしまうことが少なくないと思いますが挑発に乗るのは相手の思うつぼになります。

ただ煽り運転されるのは様々な要因があり、自分の運転や、他車との向き合い方が煽り運転を誘発している可能性もあります。

それでも実際に煽り運転を受けてしまったら、どう対処すればいいのか?

今回は、煽り運転をされてしまった時の対処方法を紹介していきます。

煽り運転をされたときの対処方法

あおり運転の対処方法

シンプルに以下の2つを押さえておきましょう。

  • 煽られたらできるだけすみやかに道を譲る
  • それでも絡まれたら安全な場所に停止し、警察に連絡する。
    (取り合わないこと)

それではもう少し深堀りしていきます。

煽られたら出来るだけ早く道を譲ってしまおう

高速道路上であれば左車線へ速やかに避ける。(2車線以上ある道路でも同様。)

片側1車線で譲るスペースがない場合などは、

制限速度を超えた無理なスピードアップはしない後ろを気にしすぎずに、まずは不要な事故を防止するためにもしっかり運転に集中しましょう。

途中で対向車が来ているかどうかよく見える見通しの良い場所や、パーキングなど路肩に寄せる場所があればハザードを点灯させて道を譲ってしまいましょう。

大抵の煽り運転はこれだけで解消されるはず。

煽られたから「遅く走ってやろう」「ブレーキ踏んでビックリさせてやろう」などの行為は問題を大きくするだけですので絶対にやめてください。

仮に煽り運転車に急ブレーキをかけ追突された場合、通常の追突事故であれば後続車は一定の車間距離を保つ義務があるため、過失は後続車が100%となりますが、故意にブレーキをかけて追突させた場合は前方者にも過失を問われる結果になります。

【最悪を想定】それでも絡まれたら警察に連絡を

それでも絡まれた場合、相当に危険な運転者であると思われますのでその場で停車することは出来るだけ控え、一旦サービスエリアやパーキングエリア、人通りの多い安全な場所に避難しましょう。

停車後も絡まれる事態であれば無理に自分で対応しようとせず警察に通報を行いましょう

その際の注意点は以下になります。

  • 必ずドアロックをする。
  • 相手が降車しこちらに向かってきて挑発されても絶対に応じず決して窓を開けたり、外に出て応じない。
  • 警察に正確な状況を伝えるために「トラブル状況」「相手のナンバーと車種」をしっかり把握する。

※車の窓ガラスは外からだと大変割れにくいです。
 比較的強度が弱いサイドガラスでもプロの格闘家がヒジ打ちしても大きなケガを負ってしまうほど。
その点からも車内は安全なので安心してください。

ドライブレコーダーの設置は有効

あとで警察への情報提供に使えることはもちろん相手へ威嚇する効果もあります。

実際に有効だった例としては、停車させられ相手が下りてきて自車に近づいてきた際に、被害者が「ドライブレコーダーを指をさしただけで煽りドライバーがしぶしぶ引いて行った」という実例が多数あがっていました。

警察に訴える準備があるという姿勢で相手を制止する効果が期待できます。

まとめー煽り運転されない運転を心がけよう!

  • まずは煽り運転を受けにくいスマートな運転を行うこと。
  • もし煽られたら早々に道を譲る。
  • 最終手段として警察に連絡

といった流れになると思います。

そもそも煽り運転を受けないことが一番ですがもしトラブルに巻き込まれたときはこの予備知識が役に立つと思います。

https://driving-pleasure.com/aoriunnten-sarenai/