クルマのフロントガラスが凍結したときに使うと便利な「解氷スプレー」
フロントガラスの霜(雪)とりの方法【凍結しても安心です】でも紹介しましたが、解氷スプレーは霜のついたフロントガラスに吹きかけると、あっという間に氷が解けて便利ですよね。
しかし、解氷スプレーは「ワイパーのゴムを劣化させる」というデメリットが存在しています。
今回は具体的に
- 解氷スプレーのどの成分がゴムを劣化させるのか?
- ゴムの劣化防止対策にはどんな方法があるのか
について紹介していきます。
解氷スプレーのデメリットはゴムを劣化させること
解氷スプレー唯一のデメリットはゴムを劣化させてしまうところにあります。
これは解氷剤に含まれるアルコール類「メタノール」「エタノール」「イソプロパノール」が原因。
アルコール類は凍結する温度が低い特性があるため、解氷剤はそのメリットを活かした製品になりますが、ゴムにとっては「強度の低下」「硬化劣化」を引き起こす原因になってしまっているのです。
解氷スプレーのデメリット対策は?
ではここからは解氷スプレーを使う際の注意点を解説していきます。
ワイパーを立てて使う
ワイパーのゴムの部分に解氷スプレーがつかないようにするため、ワイパーを立ててから解氷スプレーを使用しましょう。
しかし、ワイパーに水分がついていると、フロントガラスとワイパーが凍りついてしまい、ワイパーを立てることが困難になります。
なので、
- 雪の予報が出ている
- 翌日に霜が降りる可能性がある
といった場合には、前日にワイパーを立てる習慣をつけることをおすすめします。
解氷スプレーの使用後は、ガラス面に残った解氷剤を軽く拭き取ってから立ててあるワイパーを戻してあげると完璧ですね。
解氷スプレーはガラス面のみ使用する
解氷スプレーの成分は、ガラスやボディにとっては悪影響がないものの、できればガラス面のみに使用することをおすすめします。
なぜならクルマの各部にはゴムが使われているから。
ワイパーのゴムならまだ数千円で手に入るパーツなのでたとえ劣化しても交換すれば済みますが、クルマ本体の部品となると数万円規模の高額な修理費用になることもありえます。
なのでガラス面以外の部分は、スノーブラシでささっと雪を落としてあげましょう。
ボディは凍結していても、走行に支障がないので気にしなくてOKです。
しかしデメリットはそこまでは気にする必要ない?
ここまで「解氷スプレーのデメリット」と対策を解説してきました。
しかし、ぶっちゃけるとフロントガラスに使うだけならそこまで気にする必要はないと思っています。
なぜならワイパーの替えゴムは安く手に入りますし、そもそも1〜2年で寿命を迎える消耗品だからです。
日頃のワイパーの使用頻度にもよりますが、一般的な使用頻度で解氷スプレーを年数回使用する程度でしたら、「年1回のサイクル」で替えゴムを交換してあげればワイパーの性能を維持できます。
【危険】実は一番気にして欲しいデメリットは解氷スプレー缶の破裂
スプレー缶タイプの解氷剤は、冬のシーズンが終わったら車内から取り出すようにしましょう。
夏の車内に解氷スプレーを放置すると破裂する恐れがあります。
解氷スプレーだけでなくスプレー缶全般に言えることですが、夏の車内の温度は1時間未満で50℃を超えると言われており、さらに直射日光に当たるとそれ以上にもなり危険です。
冬場は、解氷スプレーはいつでも使えるように車内に常備していると思いますが、うっかりそのまま夏まで車内に放置しておく方も少なくないと感じます。
破裂や爆発を起こすと一大事。危険ですので気をつけるようにしましょう。
まとめ-デメリットは気にしなくてOK
- 解氷スプレーのデメリットはゴムを劣化させること。
- 劣化させる成分はアルコール類が原因
- フロントガラスだけに使用するならデメリットはそこまで気にする必要はない。
- 一番気をつけたいのはスプレー缶タイプの解氷剤は夏場に車内に放置しないこと。
解氷スプレーはとても便利なので冬場の対策に一つは持っておきたい製品ですよね。
しかし、いい面があれば多少なりともデメリットも存在しますので、しっかりと把握して使うことが大事です。
ぜひ参考にして、安全なカーライフを楽しんでくださいね。
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